2017年発行

久しぶりに 没頭できた作品だった。

歌の道を目指していた少女・ハツが
父親が消えた為
進学もあきらめ 出版社で働くようになり
やがて 才能を見出されて 出世していく。
戦時下の混沌とした日々と共に 「乙女の友」と言う雑誌と
それを構成する人達への思慕が描かれていく。

戦争を経験していない私なのに
その時代を生きて来た母と主人公の姿を重ねて
なんだか あたかも その時代に自分も存在していたかのように感じた。

折しも もうすぐ 終戦記念日がやってくる。

平和な時代に生まれた幸せを ひしひしと感じた。