2022年 発行
翻訳 越前敏弥

12歳の少年が主人公です。
彼は なんとか症候群(自閉症みたいな?)で特別な方面に
素晴らしい頭脳を発揮しています。

その少年・タッドが 姉のテッドと組んで
いとこの失踪事件を解決していくのです。
シャーロック・ホームズの少年版?
「相棒」の右京さんのように(笑)

子供時代は遠い過去になってしまった私でも
夢中になって 一気読みしました。

ロンドン・アイとは ロンドンにある 大きなカプセルの 観覧車です。
その観覧車に乗ったはずの タッドやテッドのいとこである 「サリム」が
消えてしまったのです。

テッドとタッドの姉弟は 一つ一つ可能性をチェックしていきます。
お金も力もないこどもである彼らの活躍ぶりには 驚くばかり。
 


このシリーズ ずっと続いていけばいいなあ~と
思っていたら なんとこの作品出版の二か月後に作者は病気で
亡くなられたそうです。
書きかけの 2作目は 後を引き継いだ方がいて
出版されています。
是非 読みたいと思っています。