令和3年発行

以前
テレビでよくお見掛けした 同時通訳者の鳥飼さんは
今では 教育の分野で活躍されているようだ。

彼女は私より 少し年上だが 戦後生まれである。
母親が英語堪能という 素晴らしい環境の下で
英語力をぐんぐん伸ばし
どんどん新しい道を切り開いていった。

私の母は私に
「通訳になってほしい」と 言いながらも
英語の学校にも行かせず
本人も 特に英語が好きではなかったので
そういう道には 進めなかった。

育児の後 翻訳者になりたいと
長年通信講座を受け続けたが
結局無理だったわたし。

そんな私には
通訳 翻訳者 そして
外国の方と結婚し 海外で暮らしている人達は
憧れの的である。

鳥飼さんの 英語に対する思いだけでなく
私も生きて来た時代の 様々な事件 出来事を
彼女哉の解釈で 述べられていて
楽しく 読めた。
中身の濃い作品だと思う。

一番印象に残っているのは
私達世代が 給食で飲まされた
あの脱脂粉乳は
ユニセフによる 寄付だったという事実だ。

まずい まずいと
一気飲みして 今も思い出すあの悪名高き脱脂粉乳だが
混乱して 貧しい日本に
救いの手を差し伸べてくれた ユニセフの心に感謝しなくては~
と もう 半世紀以上も経って 思う次第である。