2011年発行

「メロディ・フェア」と聞けば
あの 可愛い少年少女が登場する映画を思い浮かべるが
この物語の主人公は ショッピングセンター内のコスメカウンターで働く若い女性である。

一流の化粧品会社には受からず あまりぱっとしない会社に就職した。

でも 幼い頃から大好きだった 口紅にたずさわる仕事に就くことができて
良かったのではないかな~

特に不幸な境遇ではないが
家族関係は ぎくしゃくしているようだ。

職場の先輩とは まあ うまくやれている。

私が 化粧品にあまり関心がないというか
くっきり厚化粧は苦手なので
主人公に感情移入できないせいか~

全体的に ぼや~とした印象を受ける。
小学校のクラスメイトとの再会も
気になる男性との出会いも
妹や母親との関係も
くっきりとは 私に伝わってこない。

これは すごい事件が登場しないせいかもしれない。

普通の美容部員の日常を描いているのだから
これで良いのだろう。