平成26年発行
作者は1968年岩手県生まれ。

柚月さんの作品は これまで検事物を多く読んできたのだけれど
この作品では 市役所の福祉保健部社会福祉課が舞台となっている。
新人の牧野聡美の視点で 色々な問題が描かれていく。

市役所の仕事は定時に終わって 楽そうだなと思ってきたけれど
部署によっては 本当に面倒な事案が起きることも多くて
ハードな職場もあるのだなと思った。

生活保護費の支給額は 総額となると かなりの金額となる。
そして 本当に生活に困っている人達だけでなく
不正に請求したり やくざの温床にもなっているという。
それに対応する職員は大変な苦労だと思う。

受給者の家庭を訪れて 彼らの異変に気付くこともあり
見守り効果もあるようだ。

重苦しい内容だったが 一気に読めた。