2011年 神戸新聞総合出版センター
私の住む町の辺りにポイントを置いて 書かれている古代史なので
とても興味深く読むことができた。

今自分が暮らしている土地の古い歴史を紐解くのは
本当に楽しい。
そして 文字が使われるようになってから
実に様々な記録資料が 今日まで残されていることに
驚くばかりである。

特に興味を持った事柄など ここにメモしておこう。

万葉集には 淡路島の塩作りについて描かれている。

「・・・淡路島 松帆の浦の朝凪に 
玉穂刈りつつ 夕凪に 藻塩焼きつつ 海人をとめ・・・」

「玉穂」とは 海藻の ホンダワラのこと。

藤原定家  「来ぬ人を まつほの浦の 夕凪に
           焼くや 藻塩の 身もこがれつつ」

「海人」(海部)集団


「古事記」には 「枯野」という高速の船で 淡路島の「寒泉」(しみず)を運んだと書かれている。

「釈日本記」(鎌倉時代)には 「速鳥」(はやとり)という高速船があり 
 明石の駅家(うまや)近くの「駒手の御井」という井戸の水を運んでいた。
この高速船は 井戸の上にある楠木から作られたという。

「鮑玉あわびのたま」とは 真珠のこと。

古代の律令国家
駅家(うまや)が 七道(東海道・北陸・山陰・山陽・南海道・西海道」の30里(16km)ごとに
置かれていた。 馬戸(集落)が置かれた。 白壁 朱塗り 瓦の建物。

10世紀 摂津国には 三駅  葦屋駅 草野駅 須磨駅

「猪名部」いなべ  王権の港湾施設と密接な工人集団。

凡河内氏」 (おおしこうちし) 古代氏族

 

住吉大社 神代記 731年 によると
「初束」はつかし 有馬郡の地名。 武器製造集団のひとつ?

弓削部(ゆげ)  弓 製作
矢作部      矢 製作
初束部      羽結 製作?

宮内省 土工司に所属する 「泥部」を ハツカシと呼んだ。
     現在の「左官」 泥戸(ぬりべ)という技術民?


7世紀末 古代国家 国・郡・里(り)
      里(50戸)が 717年頃に 郷と呼ばれるようになる。

* 10世紀前半の百科辞書「倭名類聚抄」 わみょうるいじゅうしょう
  によれば。。。

莵原郡   賀美 葦原{葦屋) 布敷 津守 天城(天敷) 覚美 佐才(佐介) 住吉

一戸辺り 21.4人
里     1100人