6編の中には
有名な絵画が登場してくる。
そして 絵と主人公との出会い 思い入れが描かれている。

「ハッピー・バースデー」  <ドービニーの庭> フィンセント・ファン・ゴッホ  ひろしま美術館所蔵

「窓辺の小鳥たち」   <鳥籠」 パブロ・ピカソ  大原美術館

「檸檬」           <佐藤壺、梨とテーブルクロス」    ポール・セザンヌ  ポーラ美術館

「豊饒」    <オイゲニア・プリマフェージの肖像」  グスタフ・クリムト  豊田市美術館

「聖夜」    <白馬の森>  東山魁夷   長野県信濃美術館・東山魁夷館

「さざなみ」  <睡蓮」   クロード・モネ  直島 地中美術館  

さりげないストーリーの中に 絵画との衝撃的な出会いがある。
私は絵を鑑賞するのは好きだが 一つの絵に これほどまでに感銘や衝撃を受けたことはない。
それで 人生を左右されたこともない。
でも 好みの絵に出合うと うれしくなり
絵と自分との温かな交流ができたときは 幸せな気分になれる。

ここに登場する<白馬の森>は 私の好きな絵のひとつでもあります。