瀬尾さんの作品を読むのは 久しぶり。
これまで読んだ作品は からっと明るいタイプではなかったのだが
この作品は 結構厳しいと思われる人生を生きてきた若者と
事実上の父親の対面~しばらくの同居を描いている。
暗くはない。
小説家の父親は 仕事はしているが
外部との接触は 極端に少ない。
養育費は送るが
籍も入れず 同居もしないと約束した 母親は
それを潔く守り 毎年 息子のスナップを送ってきていた。
そんなある日
ひょっこり 息子がやってきて
短期間同居することになったのだ。
広い家なので
あまり関わりなく同居していたが。。。
作家も悪い人ではない。
人との接し方がわからないようだ。
母親は見事に 一人で 息子を育てあげる。
それも まっすぐな若者に。
カラッと明るくはないが
心地良い読後感であった。
