益田ミリさんの旅エッセイ「47都道府県 女ひとりで行ってみよう」を読んだら
その のんびりモードが気に入ったので コミックも読んでみることにした。
すーちゃんは 独身30代。
地味で 真面目で あれこれ思いめぐらす人である。
「すーちゃん」では カフェの店員さんで 「結婚しなくていいですか。」では
カフェの店長になり 「すーちゃんの恋」では 幼稚園で栄養士として働いている。
コンビニレジで もらいすぎたおつりは 正直に返金するけれど 道端で拾った
5000円は ネコババするという 謎の部分もあり(笑)
「世界は終わらない」の主人公は こちらも真面目な30代独身書店員・土田さん。
出世欲はないようだけれど ちゃんと前向きに仕事をしている。
「僕の姉ちゃん」
これは 弟の視点から見た姉の分析が楽しい。
両親の海外赴任中に 二人暮らしをしているという設定である。
どれも4コマ漫画だが 一冊の間は ずっと同じ話が続いている。
私は ミリさんの作品に登場する人物や 考えに共感できる部分も多く
とっても楽しめた。
