横濱は私の生まれ育った神戸の地と
よく似た点が多く ひそかにライバル視しているので
これまで 一度しか訪れたことがない。
でも 横浜で暮らす高校生 千沙を通して眺めるこの町の風景や歴史を
楽しく読むことができた。
千沙はご近所のおにいちゃんである 小谷善正が勤める横浜タウン社で
バイトしている。 社長が入院し 善正こと よっちゃんが 編集長代理となったので
無理やり もぐりこんだようだ。
千沙は ずっと よっちゃんが好き。
でも よっちゃんは 千沙のいとこと 気が合うようで 気が気でない。
この会社の近場の情報を 少々謎めいた部分も交えて
楽しく描かれていく。
やがて 社長も退院し 千沙は大学生になる。
バイトからは卒業した。
さて よっちゃんとの関係は 進展していくのだろうか?
彼女のその後も また描いてほしいなと思う。
