福家警部補シリーズ4作目

刑事コロンボの女性版。
お洒落もせず たえず徹夜をしていて
パワフルで頭の回転が素早い
カッコいい女性警部補である。
あまり私生活については 書かれてない。
なにしろ大忙しのようだから 全てのエネルギーは
事件解決に向かっているのだろう。


是枝君の敗北
上品な魔女
安息の場所
東京駅発6時00分 のぞみ1号博多行き

先に事件ありき。
読者には犯人も告げられている。

それでも ぐいぐい引き込まれていくのは
福家さんの 超人的なまでの推理力 ?
ここまで すぐれた警察官は存在しないようなあとは
思うのだけれど それでも 彼女はスーパーウーマンではない
綿密な考察による想定・推理なので
納得できていくのだろう。

事件解決するだけでなく
事件に関わった人たちにも
さりげないアドバイスをしていて
それが 当人にとって良い方向への
きっかけになったりするのも楽しい。


母が家の中で紛失したカギの居所
福家さんの頭脳をもって 見つけ出してほしいと願う。
というか 作者もかなり頭脳明晰なので
作者さんでも良い。。。かな(笑)