このシリーズの前作である「レディ・エミリーの事件帖 折れたアポロ像の鼻」 を読んだことがある。
その感想では やや退屈したような記憶があるが
今回はバラエティに飛んだ設定で楽しめた。
ただ 登場人物が多いので 私の頭ではなかなか把握できず
全ての登場人物の解説が載っていないので ??と読み返すこともあった。

主人公は レディ・メアリー・アシュトン
従来の夫人像を打ち破るような新しい考えの彼女は
喪が明けて社交界に復帰したものの
言われなきウワサによって 村八分にされてしまう。

貴族  ロンドン社交界 美貌の若き未亡人 素敵な恋人
そしてマリーアントワネットにまつわる宝石
シャルル王子は生き延びたのか?

電話はもちろんのこと 携帯電話もスマホもPCもない時代
手紙と馬車の時代
執事がいて たくさんの使用人に囲まれた暮らし
それを覗き見ているようだった。

若い頃熱中した ハーレクイーンに近い設定でもあり
楽しく読めた。