この作家さんの作品では 「書店ガール」シリーズを何冊か読んできた。
この作品は ガールではなくて ボーイと言うか 若い男性の物語です。

田野倉敦は 失業中である。
映画製作会社をリストラされてから ハローワーク通いの日々で
彼は古いアパートに カメラマンの阿藤と暮らしているが
一緒にリストラされた先輩である岡本も何故か 転がり込んでいる。
そんな哀しい状況にもかかわらず 敦にはちゃんと素敵な恋人がいるのである。

岡本の発案で 素人のお客のビデオ撮影をするという商売を立ち上げる。
そこで  歌の上手な不登校女子と出会ったり
愛犬の最後を映像化したり と
盛りだくさんな内容で 明るく楽しめる作品だった。