原田マハさんは ご本人のバラエティに富んだ経歴を反映するかのように
様々なジャンルの作品を書かれている。
この作品には モデルがいらっしゃるようだ。
戦争直後の沖縄での アメリカ基地勤務の精神科医と
地元の芸術家達とのふれあいを描いている。
沖縄は40年以上も前に 日本に戻った。
私の若い頃は まだ 外国でパスポートも必要だった。
それ以前では 琉球という日本とは異なる国・民族であった。
これだけ 日本の人々が各地を移動する時代になっても
沖縄には 沖縄の人が住んでいる。沖縄の顔がある。
たとえば 兵庫県の顔 東京都の顔? そんなものは ほぼ存在しないと
思われるけれど 地理的にも 民族的にも そういう感覚があると思う。
私は 本島に一度 石垣島付近に二度しか行ったことがないが
沖縄の空気 自然には とても魅かれる。
もちろん海の青さにも。。。
戦後 70年以上経っても
今尚残る 基地問題など
沖縄の抱える問題は多い。
でも 戦後にも こういう暖かい交流があったことを知り
ほわっと温かい気持ちになれた。
