2年前に 世間の人に多くの謎を残しながら うやむやになった STAP細胞事件の
その後を描いている。もちろんドキュメンタリーではない。

8月に 「STAP細胞に群がる悪いヤツら」   (小畑峰太郎) という本を読んだ。
こちらはドキュメンタリー風に再現された作品だったが
それでも まだ 真相はわからない。

STAP細胞事件の時に自殺した責任者・篠崎と本人・永瀬及び
永瀬の後にチームリーダーになっている 辰巳の3名の名前で
Future誌に論文が提出された。
英語のタイトルは[The Discovery Of PAX-cell]
和訳すると( PAX細胞の、真の発見)
( STAP細胞のことを この作品では PAX細胞としてある) 

独立行政法人・興国科学研究所の研究者である円城寺は 内部調査を命じられる。
彼は二年前のSTAP細胞事件の時にも 同じ役目を果たしていた。
そして
文部科学省研究公正局の「二神冴希」という 切れ者の女性が
登場する。

彼女のような ハチャメチャな切れ者がいたら
どんな暗闇の謎でも解決できそうだが
ちょっと やりすぎのように思えて あまり現実味が感じられない。
刑事になったほうが似合うのではないだろうか?

これは事実ではないので
へ~そういうこともあるかもしれないね~という認識だが
研究所の組織などについては 概ね真実だと思われるので
参考になった。

チームリーダーは 業績を上げないと 契約が切られてしまうが
その下の研究員は その心配はなく ずっと勤務できるようだ。