毬生美貴は
閉店となったカラオケボックスを買い取り
個室をレンタルスペースとして貸し出している。
「秘密基地」と呼ばれる個室を借りているのは
オタクたちである。
一風変わってはいるけれど
一見あやしいけれど
でも まあ 良い人たちばかりのようだ。

ドタバタ喜劇のように
ここでは 色々な事件が起きている。
「テレビさん」 「黄色さん」 「勇者さん」 「キコーさん」

軽く明るく楽しい読み物だった。