花屋に勤める「智花」は
余り売れていない小説家「嘉信」と一緒に暮らしている。
智花は店で起きたちょっと変わった出来事などを嘉信に話し
彼がそれを推理していく~というパターンなのだが
どうも最近 彼の推理がひねくれた暗い方向に向かうのが
イヤになってきたようで…

それぞれのエピソードの謎の答えは
どれも明白にはならないし
刑事事件になるような物でもなく
あくまで日常の謎(当事者には当たり前の行為であっっても)なので
物語は ゆるいペースで流れていく。
だが それぞれの心模様が
どれも それなりに理解できそうなので
共感を覚える。

読後感が ほわっといい感じ。(^-^)