主な登場人物は
バブル期にブイブイ言わせた 45歳の山元里佳子
バブルがはじけ散った後に生まれた20代後半の才川美結
その他 同じ会社に勤務する人達。
でも仕事の話はほとんど出てこないので
一体何の会社だったっけ?という感じ(笑)

「オバさん」として描かれているのは まだ45歳の里佳子
すでに60代の私などは もはやオバさんでもないようだ。

里佳子と 美結 それぞれの立場からの言い分が書かれていくが
私にすれば 彼らは総称して 私より若い女性という認識になってしまうので
どっちの言い分にも 反論も同調もできない。

でも作者は私と同世代なのに
こんな風にリアルに自分以外の世代を描けるのは 素晴らしいなと思う。

刺激的な事件も起こらず
悪意もほとんど存在しない 緩いストーリーだけれど
楽しく読むことができた。
ラストは とっても いい感じ。

平 安寿子さんは 好きな作家さんの一人だ。