タイトルには 「殺し」と言う言葉が入ってはいるが
この作品には 「殺人事件」は登場してこない。(ちょっと残念?笑)
「胡蝶」というのは 本来の意味は「蝶」のことだけれど
この作品では 歌舞伎舞踊の「胡蝶」を指しているようだ。
ミステリー性は あまりない。
男の子二人にスポットライトが当ててある。

この物語の話し手は 歌舞伎役者の市川萩太郎。
37歳の彼には 6歳の息子・俊介がいるのだが
同じ年で 歌舞伎役者の父親を亡くしたばかりの秋司の後見人となる。

萩太郎は息子と秋司二人に「胡蝶」を躍らせたいと思うのだが…

歌舞伎大好きの作者ならではの作品で
歌舞伎を二度しか観たことのない私にも 分かる内容ではあるが
歌舞伎ファンではないので イマイチ盛り上がりに欠けてしまう。
でも 萩太郎は好ましいキャラクターなので 又彼を主人公にした別作品が
あれば読んでみたいと思う。

タイトルの意味が 読み終えた今でも まだ理解できない。~(>_<。)~