吉永小百合主演で映画化された話題作。

実際にある喫茶店に作者が訪れて
構想を膨らませて出来上がったという。
優しい物語で 表紙にはこの風景イラストも描かれているし
主人公は吉永小百合と すでにインプットされているので
すんなり この物語の世界に入っていくことができて
楽しかった。

夫に先立たれた 悦子は 名も無き岬の先っぽで
喫茶店を営んでいる。
それを案じた元暴走族の甥が すぐそばに ライブハウスを手作り中である。

ここに訪れてくる人達のそれぞれのストーリーが
次々と描かれていく。
ここでのバックグラウンドミュージックは
客がリクエストもできるし 悦子が選んでくれることもある。
自分の知っている曲のときは
本を読みながら その曲が流れてくるように感じる。


第一章(春) アメイジング・グレイス
第二章(夏) ガールズ・オン・ザ・ビーチ
第三章(秋) ザ・プレイヤー
第四章(冬) ラブ・ミー・テンダー
第五章(春) サンキュー・フォー・ザ・ミュージック
第六章(夏) 岬の風と波の音

彼の他の作品も読んでみようと思う。