これまで読んだ小路幸也の作品は
どれも穏やかで 優しい内容だったが…
ここに登場する人物たちー 主人公とその周りのご近所の人達は
善人ではあるけれど 関わっているのは リアルな犯罪なので
明るさ全開~というわけではない。
先が見通せない不安な状況を 登場人物と一緒に
謎解きしていくような スリリングな部分もあり
そういう部分では充分楽しめた。
ある事件をきっかけに サラリーマンをやめ
自宅を改造して 珈琲店を開いているのは
この作品の主人公である ダイ。
珈琲店を手伝ってくれているのは 元プロレスラーの女性丹下さん。
そして以前関わった事件を担当していた刑事である三栖さん。
その他 昔の同僚や 学生時代の友人など…
登場人物のキャラクターが わかりやすく描かれているので
物語の世界に す~っと入っていけた。
普通の人が 普通に暮らしていても
悪と関わってしまうことがあるという事実は
やはり恐いなあと思った。
