香澄の叔父である高之は初恋の人だったが4年前に失踪した。
その行方の手がかりにと 彼が属していた大学の「鉄道旅同好会」に入った香澄は
あちこち電車旅をしていく。

柴田よしきさんの作品は これまでたくさん読んできたが
「鉄子」さんだとは ちっとも知らなかった。
鉄子さんとは つまり 鉄道オタク女性のことである。

ここに登場するのは・・・
飯田線
  北陸鉄道浅野川線
    氷見線
     こどもの国線
        急行能登(これだけ列車名)
          常磐線
            JR日光線
              沖縄都市モノレール

私は ほとんど行ったことがないかな~
路線の一部なら通ったかもしれない。
飯田線には乗ってみたいと思っている。

私は鉄子さんではないけれど
列車の旅は好きだし 時々近場なら 一人でふらり旅もする。
それでも ここでの駅や路線の解説は
ちょっとマニアックだなあと思えた。
自分がそこに行ってないし 景色も載ってないので
なかなか それらの文章がすんなり 自分に吸収されない~
というもどかしさを感じた。

結局この本では 叔父さんの行方はわからない。
でも ちょっとミステリっぽい部分もあり
たいくつはしない。

でも やっぱり
私は電車自体より 旅の途中や行き先の風景の方が好きだ。