一味変わったテイストの作品が10篇集められている。
そして最初のは往信で なんと差出人はスカイツリー
最後の復信は・・・ そう 東京タワーなのですよ。

子供の頃に東京タワーができ
中学の修学旅行で見学に行き
そして息子の奥さんになる人とその後両親にに初めて会ったのは
東京タワーのすぐそばでした。
だから わたしは やはりあの素敵な形の東京タワーのファンです。
(これは作品抜粋ではなくて わたしの想いです)

大人の童話のような 読み終えた後も
いつまでも 心の奥底にひっそり残っているような
そんな味わい深い作品ばかりです。

「よろず化けます」というたぬきの兄弟のお話と
「おさななじみ」という男子校のクラスメイトと結婚する話が
特に印象に残りました。

こんな短い作品なのに
読者の心を きゅっと掴めるなんて
すごい才能だなあと思います。
中島京子さん 気になる作家さんです。