明るい青春小説。
舞台は 高知県
主人公の篤史は 東京で生まれ育ったが
祖父母の住む高知県で学生生活を送ることになった。
そして 従兄弟に誘われて 「よさこい」の渦に巻き込まれていく。

この作品のテーマは 「よさこい」である。
今や全国的イベントとなった 「よさこい」の本家本元は
高知である。

ネット動画や写真などで よさこいイベントについては
多少知識があったが 色々な写真からでも 
その熱き思いと躍動感は伝わってくる。

私とは無縁の世界でありながら
この作品を読んでいると ああ青春っていいなあ~と
元気な若者達のよさこいにかける情熱を 微笑ましく眺められる。

篤史は 4年前の中学のとき 一度参加したグループでであった
年上の女性の面影がわすれらないでいる。

真夏の本番をめざす 熱きストーリーでありながら
どろどろした所のない さらさらした展開だった。

私は 読書好き 楽器好きな 静のタイプだけれど
こういう動のタイプの人が うらやましいなあと
思ったりもする。(決して自分がやりたいわけではないけれど)