仁木悦子さんは 私の大好きな作家さんです。
もうずいぶん前に亡くなれていたのですが
なんと母と同じ年だと知って驚きました。

悦子と雄太郎は 仲良し兄妹ですが
この作品集では 中学時代の二人の活躍から
悦子が結婚して 子供たちもいるという設定まで
バラエティに富んでいます。

昭和ののんびりした雰囲気が伝わってくる作風ですが
主人公の悦子と雄太郎との兄妹コンビの思考パターンは
違和感なく 私ともシンクロします。
今の若い人が読めば ??の 用語も 私には バッチリ!
トッパーコート
慎太郎刈り(今もお元気・現役都知事さん)
それに 商品価格の常識も あの頃に すっと戻れるのは
楽しいです。

仁木悦子さんの作品は ほとんど読んでいますが
今回は 初めて出版された作品もあり 楽しめました。

「ただ一つの物語」は 特に心に残りました。
悦子の息子の大事な おもちゃである「ベーちゃん」こと クマのぬいぐるみが
大事なキーポイントになっています。

この文庫本は 少年少女の為の文庫のようで とても読みやすかったです。