久しぶりに 北村薫の作品を読んだ。
初めて読んだのは たしか「スキップ」
高校生の女の子が 人生を25年もスキップして
母親の姿になってしまう~という切なく哀しい物語であった…

さて この作品は 底抜けに明るく楽しい。
本当に同じ作者なのかも思うほど…

都は出版社に勤めている。
そして 酒飲みである。
周りの人も 酒好きが多いようで
仕事は 結構できるようだが
なにしろ 酔っ払って 様々な失態をしでかし
それも てんで覚えてない。

私は お酒は軽く飲む程度なので
酒飲みの心理が わかるようでわからない。
もちろん 酔っ払ったこともない。
なので 酒飲みの この手の行状には 眉をひそめる方なのだが
この都さんは どうもにくめない。
それから どうなる?と 楽しく読み進めることができた。
都の仕事仲間も飲み仲間も とても楽しい人ばかりで
全く悪意の登場しない 読物である。