Y田氏の「昔の友達に会いなさい」キャンペーンの一環として、私の最古の友達、3歳からの付き合いであるE・始ちゃんと再会した。

前にあったのは10年前くらいだと思う。しきりに結婚した私を羨ましがっていた。

 

驚いたのは、話し方が別人のように老けたってことだった。

55歳ってのは、おもったより高齢なんじゃないか。認識を新たにした。

 

会話の内容は始ちゃんの自分語りに終止する感じだった。元々そうなのだが、拍車がかかった。

カタコトの外人と話しているような間で疲れてしまった。

しかし、彼特有の悲観的な話は影を潜めた。これはありがたい傾向だった。何があったのだろうか。

 

実家へ迎えに行き、マクドナルド前から旧小学校だった資料館を経て、川沿いに南下。墓地を抜けて、自転車道を私の自宅の方へ向かった。

 

実家近所に戦時中の遺構があり、それを見に行った。

2月にお父さんがなくなった時の話、

懇意にしていた居酒屋、台湾料理屋、韓国料理屋で楽しくしていたが、コロナでぶつれた話し。

英会話カフェに行っていたが、上級者が中級に紛れ込んでいて気分が悪かった話。

国内海外問わずたくさん出張をしているが、海外出張が増えたあたりから個人旅行に行かなくなった。

今後は旧国鉄前線制覇したいって話し。

17のとき書いた旅行記に私のメモが残っているって話。

 

インド乗り鉄の話をしたら興味を示していた。

私の方からは、次は西武4000系で喋ろうと提案をした。

 

彼の自分語りが長かったが、旅行記の話は懐かしさをシェアできたと思う。

弟の話ほど衝撃的な内容はなかったが、変わってしまったその姿が「老い」と向き合うきっかけになったと思う。