「妊婦さんは赤ちゃんを運ぶためのただの道具」? | 80%の妊婦がつわりを軽減!! つわり対策コンサルタント★ユアンの悪阻対策法

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つわり対策コンサルタントのユアンです。妻のつわりを目の当たりにし、彼女を助けたい一心でこの道に進みました。当ブログではつわり対策の方法や研究報告、軽減グッズ、他の妊婦さんの情報などをお伝えします。

つわり対策コンサルタントのエミです


子どもを授かることは、一般的にとても喜ばしいことです。


しかしながら、妊婦さんには身体にも心にも大きな変化があり、妊娠したからこその悩みや辛さ、イライラすることも生じてきますよね


ネガティブな感情が生じるのは、誰にでも起こる当然のことです。


私が第一子の妊娠中に抱いたネガティブな感情の1つは、「どうせ皆、私自身じゃなくてお腹の子を心配しているんでしょ」でした・・・


 Photo by David Photo Studio


どのくらいの妊婦さんが私と同じイライラを経験するのかは分かりませんが、英国マタニティケアの第一人者であるデニス女史が、著書の中でぴたりと言い当ててくれていたのでご紹介します。


― 多くの関心が母体ではなく胎児に集中し、妊婦さんは自分が赤ちゃんを運ぶためのただの道具のように感じられるかもしれません。その考えは、腹立たしさを募らせるでしょう。
(筆者エミ訳)




Denise Tiran 『Nausea and Vomiting in Pregnancy: An Integrated Approach to Care』(2004, Churchill Livingstone )
ISBN-10: 0443073929
ISBN-13: 978-0443073922

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今振り返れば、私だってお腹の子の安全を何よりも大切に考えていましたし、周囲が誕生前からお腹の子を大切に想ってくれることはとても有り難いことだと思えます。


一方で、私を通り越してお腹の子を見ているような視線に腹立たしさを覚えてしまったことも、やはり仕方がなかったなと思えるのです。


本人以外には、母体の辛さはなかなか伝わらないものです


私は結局、出産直後のマタニティブルーの時期に他のイライラも合わさって爆発し、泣きながら主人に訴えました
主人は私が「どうせ皆・・・」などと感じていたとは露知らず、慌ててそうではないと説明してくれました。


そしてそれからは、私自身を心配する言葉、労う言葉、感謝する言葉が心なしか増えたように思います
私の心も落ち着いていきました。


身近な人が察してくれたら一番嬉しいのですが、ホルモンバランスも大きく変化している妊婦さんの感覚を他人に丸ごと理解してもらうのは至難の業


私のように爆発する前に、どのように感じているか、どのようにしてほしいのか、信頼出来る人に話してみましょう



やはり誰よりご主人に理解してもらいたい!という方は、以下の記事もご参照ください。
* つわり中の夫婦円満のためのマタニティダイアリー







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