妊娠中の辛い胸焼け
食べ過ぎないようにしたり、こってりした食べ物を避けたり、自然と自分なりに対処されている方も多いのではないかと思います。
それでも症状が良くならないという方のために、効果が期待できる胸焼けへの対処法を今日は沢山ご紹介したいと思います
Photo by さわ太郎
英国マタニティケアの第一人者であるデニス女史の著書の中にある、「胸焼けへの対処法」という項目です。
― 栄養面
・症状を悪化させる食べ物を避ける。:こってりしたもの、辛い物、揚げ物、脂肪分の多いもの、紅茶、コーヒー、お酒、砂糖、加工食品の添加物
・満腹により胃の入り口の弁が圧迫されるのを防ぐため、一度に食べる量を減らし食事の回数を増やす。
・毎日生のニンニクを食べる。活性成分であるアリシンを豊富に含む良い質のニンニクカプセルを摂取する。
― 自然療法
・生姜・カモミール・タンポポのお茶、アカニレの錠剤を摂取する。(高血圧の薬を服用中であったり、糖尿病の心配な方は、血糖値に影響する可能性があるためタンポポは摂取しないでください。)
・レモン、オレンジ、または橙花のアロマセラピー用オイルを4滴と、黒コショウの精油を1滴、5mlのベースオイルに加え、胸部や背中のマッサージをする。
― その他の方法
・胃の入り口の弁への圧迫を避けるため、就寝時に複数の枕を使用し上体を少し上げておく。
・胃酸を中性に近づけるため、小さじ4分の1以下の重炭酸ナトリウム(重曹)を水に融かしたものを食間に飲む。
・ヨガ、太極拳、アレクサンダー・テクニークのような姿勢を正すことに繋がる補完療法も効果があるかもしれません。
(筆者エミ訳)
Denise Tiran 『Have a Happy Pregnancy』(2011, Hodder & Stoughton)
ISBN-10: 1444100963
ISBN-13: 978-1444100969
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如何でしょうか。
「胃の入り口の弁への圧迫を防ぐ」、これは是非実行したいですね
衣類の締め付けによる圧迫にも気を付けましょう。
他にも、食材やハーブの成分でお勧めのもの、逆に摂取を控えた方が良いもの、とても参考になりますね
胸焼けが少しでも軽くなり、なるべく気持ちの良いマタニティライフとなりますように