アメリカ大統領も診療を受けるメイヨークリニックが教えるつわり対策法

つわり対策コンサルタントのユアンです


メイヨークリニック（Mayo Clinic）と言えば、全米で最も優れた総合病院の
一つとして数えられ、アメリカの歴代大統領やヨルダン国王を始め、
各国のVIPも患者として名を連ねるほどの病院です。


そんなメイヨークリニックがネット上で公開している
つわり対策情報を今回はご紹介します。

by ianmunroe

■つわりの予防法

つわりの予防法として実証済みの方法はありません。
けれど、妊娠の計画段階から妊婦用ビタミン剤を取るのことは、
役立つ可能性があります。

いくつかの研究で、受胎時や妊娠早期にマルチビタミンを取った場合、
重度のつわりになるリスクが低いことが示唆されています。

また、妊婦用ビタミン剤に含まれる葉酸が、胎児の神経管欠損を防ぎます。



■ つわりのセルフケア

1. 食べ物を慎重に選んで下さい。
高炭水化物、消化しやすい低脂肪の食品を選びましょう。
生姜キャンディーのような塩辛い食品も時折役に立ちます。
脂っこい、スパイシー、脂肪分の多い食品は避けてください。

2. 軽食を頻繁に食べて下さい。
朝ベッドから出る前に、いくつかのクラッカーやトーストを少し食べて下さい。
1食あたりの量を減らし、３食ではなくもっと頻繁に軽食を摂って下さい。
胃が空っぽになると、吐き気を悪化させる可能性があります。

3. 水分をたくさん飲んで下さい。
水やジンジャーエールを少量ずつ飲んで下さい。
つわり用キャンディや氷、アイスキャンディーを舐めるのも役立つでしょう。

4. 吐き気のきっかけとなるトリガーに注意して下さい。
吐き気を悪化させるように感じる特定の食品や臭いを避けてください。

5. 新鮮な空気をたくさん得られるようにして下さい。
自宅や職場の窓を開け、換気をして下さい。
毎日、外で散歩して下さい。

6. 妊婦用ビタミン剤を飲んで下さい。
もしあなたが妊婦用ビタミン剤を飲んだ後にムカつきを覚える場合は、
夜に飲むか、軽食と一緒に摂って下さい。
また、飲んだ後にガムを噛んだり、キャンディーを舐めたりすると良いでしょう。
ビタミン剤を摂れない場合は、妊娠中に必要なビタミンや鉄分などを得られる
他の方法について、助産師や保健師、管理栄養士などに相談して下さい。

■ つわりの代替療法

1. 指圧療法
一部の女性において、指圧リストバンドは役立つようです。

2. 鍼治療
一部の女性は、鍼治療で症状が緩和されるようです。

3. 生姜（ハーブ療法）
生姜のサプリメントは一部の女性のつわり症状を軽減するようです。
ほとんどの研究では、生姜が妊娠中も安全に使用できることを示唆しています。
（他の薬やサプリと同様、過剰な摂取は避けて下さい）

4. 催眠療法
催眠療法により、一部の女性はつわりを楽にすることができたようです。

■ つわりの投薬治療

つわりは妊娠の正常な症状のため、治療はほとんどの場合必要ありません。
けれど症状が重い場合、ビタミンB6のサプリメントや抗吐き気薬を
処方されることがあります。

また、もし妊娠悪阻と診断された場合、病院で点滴と抗吐き気薬による
治療を行なう必要があるかもしれません。

参照：Mayo clinic -Morning sickness

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