ほとんど食べていないのに、口の中の不快感や体臭が気になる妊婦さんへ | 80%の妊婦がつわりを軽減!! つわり対策コンサルタント★ユアンの悪阻対策法

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つわり対策コンサルタントのユアンです。妻のつわりを目の当たりにし、彼女を助けたい一心でこの道に進みました。当ブログではつわり対策の方法や研究報告、軽減グッズ、他の妊婦さんの情報などをお伝えします。

つわり対策コンサルタントのユアンです


もしあなたが当てはまるのであれば、これはとても大事なお話です。

・吐き気や嘔吐のせいでほとんど食べ物を口にできていない
・自分の吐息が、独特でフルーティな臭いがする
・口の中の味がまずくて気持ち悪い
・ツンとした臭いの体臭がする


実はこの症状、妊婦さん以外にも、急激なダイエットをしている女性などでも
みられるものです。


厚生労働省によると、
妊婦さんが必要な一日のカロリー量(エネルギー量)は

・2,000kcal~2,250kcal(妊娠前の体型や身長、活動量による)
・妊娠初期:通常の+50kcal
・妊娠中期:
通常の+250kcal

が目安とされています。

そして、この1日に必要なカロリーを、妊婦さんが摂れない時に、
問題は始まります。


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by Ryan M Mclaughlin


■ 一日に必要なカロリーを摂れない日が続くと・・・

私たちの体は、エネルギーを必要とする時に、
まず、炭水化物に含まれる「糖」を利用します。

次に、その「糖」を使い果たすと、
今度はエネルギー用に貯蔵していた「脂肪」を使い始めます。

さらに、この「脂肪」を使い果たすと、
最終的には身体の「タンパク質」(筋肉など)を使い始めます。


このプロセスは、急激な運動やダイエット、または絶食をしたときに、
よく起こる現象です。


ダイエットと違い、ひどい吐き気や嘔吐は意図せずに引き起こされます。
その結果として生じるカロリー不足も、しばしばかなりの量となります。

妊婦さんが必要なカロリーを摂取できない場合、
身体は脂肪や筋肉をエネルギーとして燃やす(代謝)させるほかないのです。


そして、この脂肪がエネルギー源として肝臓で分解される時に、
その残りカスとして、ある物質が作り出されます。


あなたも一度は耳にしたことがあると思います。


「ケトン体」です。


このケトン体が尿検査などで多く見つかった場合、
それはつまり、主なエネルギー源が炭水化物から脂肪に切り替わった
ことの目安となります。




■ 大量のケトン体は身体の赤信号


ケトン体はあなたの息に、独特でフルーティな臭いをもたらします。
また、多くの妊婦さんが抱える口の中の悪い味覚にも影響を与えます。

そして何より、尿検査などで大量のケトン体が見つかることは、
「身体の赤信号」を意味します。

つまり、体が飢餓や栄養的失調になっているサインなのです。
つわりが悪化した深刻な症状=「妊娠悪阻」を判断する一つの項目としても、
このケトン体検査は用いられます。

私たちの体は嘔吐や尿によってケトン体を体外へ排出しようとします。
通常医師は、尿検査により妊婦のケトン体量を調べ、
血液中に臨界レベルのケトン体が溜まる前に、必要な医療措置を取るようにします。

もし女性の体が脱水症状も伴っているならば、血液中のケトン濃度はさらに
高くなりえます。


体内のケトン体の量が多くなると、身体は酸性に傾きやすく、
さらに代謝が悪化します。

加えて、吐き気や強い倦怠感(だるさ)、深刻化すると脳への悪影響など
様々な症状を引き起こしかねません。



もしあなたが、食べ物が口を通らない状態が続いており、
吐き気や嘔吐に加えて、口臭や体臭などが気になるようでしたら、
是非早めに産婦人科で検査してもらいましょう。


定期的に炭水化物を少量ずつ食べたり、点滴により糖分を摂ることで、
ケトン体をかなり早く除去することができます。





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