![](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/026.gif)
■アロマ用の精油は胎盤を通過するため、
妊娠中は避けた方が良い
![](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/089.gif)
という話は良く耳にします。
精油の分子量が比較的小さいため、胎盤というバリアを通過し、
胎児に到達する可能性がある、というのです。
一方で、胎児は肝臓も比較的未発達なので、
成人と異なり化合物を有毒な物質に代謝できません。
ですので、精油の有害な(有害となり得る)成分から、
ある程度守られている、という話もあります。
さらに、妊娠中に禁忌の精油として挙げられているものの
種類が、人や協会によってバラバラだったりします。
by Jenniferschwalm
■では、一体何を信じれば良いのでしょうか?
マタニティケアにおける代替医療の世界的権威であり、
助産師やアロマセラピスト向けの教科書の作成にも携わっている
デニス・ティラン女史によると
「そもそもアロマセラピーが妊婦や胎児に与える影響については
ほとんど研究試験がなされていません。
ほとんど研究試験がなされていません。
ですから、十分な安全性が立証されるまでは、
精油を用いた全身マッサージなどは控え、
精油を気化させた香りや、果物やハーブ食材などを食べることで、
その有用な成分を取り入れる方法が良いでしょう。」
特につわり中はニオイに敏感になるため、
こうした意味でも慎重に使う必要はありますが、
アロマセラピーを正しく最適に用いれば、他の方法と異なり、
心と身体の両面からつわりの症状を癒すことも可能です。
■つわり中におすすめのアロマセラピーとは?
【方法】
・芳香浴(お風呂、枕、ハンカチ、リビングなど)
・アロマ効果のある果物などを食べる
・ハーブティーを飲む
【妊娠中にも安全でおすすめの7つの精油】・アロマ効果のある果物などを食べる
・ハーブティーを飲む
1 オレンジ(スイート)
2 グレープフルーツ
3 ジンジャー
4 マンダリン
5 ライム
6 レモン
7 カモミール
アニシード、アンジェリカ、カモミール、カラミント、カルダモン、カレンデュラ、カンファー、ガルバナム、キャラウェイ、キャロットシード、クミン、クラリセージ、サイプレス、サフロール、サリチル酸メチル、1,8- シネオール、シトロネラ、シナモンリーフ、シダーウッド、ジャスミン、ジュニパー、セージ、セロリシード、タイム、タラゴン、ツヨン、ナツメグ、バジル、パセリ、ヒソップ、フェンネル、フランキンセンス、ベイ、ペパーミント、マージョラム(特に妊娠初期)、ミリスチシン、ミルラ、メリッサ、ラブダナブ、ラベンダー(特に妊娠初期)、ローズ、ローズマリー(特に妊娠初期)
※カモミールやペパーミントは、精油を用いたマッサージや吸入、経口摂取などでなく、芳香浴として希釈された香りを楽しんだり、紅茶として少量を飲む分には問題ありません。