vol.105
こんにちは!
木造住宅専門アドバイザー
一級建築士の野口です!
ヌートリアと言う外来生物の
農作物被害が多いと言う
ニュースを見かけました
西日本を中心に
各地で被害が発生している
みたいです
僕の地元でも
ヌートリアの被害は
深刻です(汗)
元々は戦前に
毛皮を利用するために
輸入された動物のようです
戦後には
毛皮の需要が減り
野生化したヌートリアが
天敵のいない日本で
大量発生することに(汗)
ちなみに
こんなヤツです↓
ネズミを
信じられないくらい
大きくした見た目です(汗)
全然可愛くないです
以前
実際にうちの田んぼでも
被害が出た事があります
稲を食べられました(悲)
しかも
部分的に
変な食べ方で(汗)
これは実際のうちの田んぼの
写真ではありませんが
こんな感じの被害です(汗)
この被害のあった部分だけ
植え直すわけにはいかないので
このまま収穫の時期を
迎えました
害獣被害での
作物の収穫が減るのは
なんだかやるせないです
台風などは自然の事なので
仕方ないとは思いますが
ちなみに建物でも
外部の屋根や外壁は
常に自然の雨風にさらされます
もちろん台風にも
なので
劣化してボロボロになる事は
自然の事です
この劣化して
ボロボロになった所を
直すことが
僕たちの仕事でもあるわけです
先日
屋根の工事の事を
ブログで書きました
瓦を葺き替える事を
メインでお話ししましたが
瓦以外にも補修工事
がありました
屋根には破風板(はふいた)
と呼ばれる部分があります
古い形状の建物だと
上の写真の
点線で囲っててある部分が
破風とよばれる部分になります
破風は建物を
横殴りの雨風から
守る役割として
取付られています
ちなみに
お城は破風だらけです(笑)
昔はこの破風を
立派に複雑に作ってなんぼ!
と言う精神だったので
豪華なお城になればなるほど
より複雑で繊細な
破風が見受けられます
この考え方は
民家にも取り入れられていて
複雑な破風のある家も
結構あります
話がそれましたが
破風は
雨風から建物を
守る部位なので
当然
劣化もしやすい部分です
こんな感じで
部分的にボロボロに
なる事もよくあります
最近だと
この破風は
サイディングで作られる事が
多いですが
古民家の場合は
木でつくられているか
写真のような
土を塗った上に
漆喰を塗った状態の
破風が多くみられます
破風を修繕していきます
補修方法としては
劣化の激しい部分は
モルタルで固めて補修して
まだ
大丈夫そうな土の部分は
シーラーと言われる
土を固める液体を塗って
補強します
下地調整が終われば
よ〜く乾燥させます
仕上げの漆喰まで
塗れました
ボロボロだったとは
思えないほど
キレイに仕上がりました
ヌートリアに部分的に
食べられた稲は
どうする事もできませんが
建物だと
職人の凄腕技術によって
部分的にも全体的にも
直す事ができます
この
建物を修繕する技術は
まさに職人の賜物
ちなみに
今回は左官職人が活躍
してくれました
ここ津山にも腕の良い職人が
まだまだたくさんいます
野口工務店の専属職人は
全て地元の職人で
地元を愛している事は
もちろんのこと
技術力も高いです
気候風土も熟知しています
地元の家は
地元の職人で
守っていくべきです
ちなみに
弊社の営業エリアは
会社から車で
片道30分以内となっていて
完全なる地元のみでの営業と
なっています
現状調査のみの場合や
耐震診断と言った場合は
要相談とさせていただいています
家の事で気になることがあれば
お気軽にご相談くださ~い♪
僕と地元の最強凄腕職人が
お邪魔いたします
それではまた明日!
☆(有)野口工務店へのお問い合わせはコチラから
有限会社 野口工務店までお気軽にどうぞ〜♪