vol.69
こんにちは!
木造住宅専門アドバイザー
一級建築士の野口です!
今日は
前回の続きです
60歳以上の方が対象の
リ・バース60
と言う住宅ローンのお話です
前回のブログはコチラ↓
価値ある選択が日本の空き家問題を解決する⁉60歳からの家づくり~前編~ | 地域ライフ・マジシャン〜工務店の秘密のレシピ〜 (ameblo.jp)
昨日は借入額が
土地と建物の総合計に対して
ザっとその半分まで
借りられるよ~
と言うお話までしました
例えば
土地が800万円
建物金額が2700万円の場合
800万円+2700万円=3500万円
となって
その50%(半分)が上限となるので
1750万円借りられる
と言うことになります
(超ザックリです)
収入においての
限度額もありますが
低い方が採用となります
これも例えばですが
夫婦合算の年金金額が
おおよそ年300万円なら
その10倍の3000万円までは
借り入れ可能となります
低い方が採用となるので
この場合は
先ほどお話した
1750万円の
借り入れが採用となります
月々の返済金額を
これまたザックリ計算すると
令和6年3月時点で
2.4%(日本住宅ローン)
の金利で計算すると
1750万円×2.4%=月々35,000円
となります
(超ザックリです)
元本の1750万円ではなく
この金利の35,000円を
毎月支払っていくワケです
ですが
この金利は変動なので
もちろんそこには
リスクはあります
マイナス金利政策は
解除されましたが
今までの傾向や
これからの日本の情勢を
考えると
この金利も当面は
上がることは
ないだろうと言われています
万が一
所有者の方がお亡くなりに
なられた場合
リ・バース60の特徴として
1.相続人(子供など)がいる場合は
相続人が元本を返済して所有する
することができる
2.物件を売却して売却益を得る
ことができる
3.相続人がいない場合は
国庫(住宅金融支援機構)へ
返すことができる
などの選択が可能です
空き家にならずに済む
わけですね~
なので
・その家に住む後継者がいない
・将来的に家を手放していいと考えている
(負の遺産にしない)
・快適に健康に暮らす事を希望している
こんな方には
うってつけだと思います
もちろん
土地と建物の
合算融資になるので
土地が広い事や評価額が
高い方が有利となります
さらに
リ・バース60の
メリットとデメリットを
見てみます
メリット
・60歳以上の方でも
快適な家絵の建替えや
リフォームが可能
・月々の返済が少ない
・相続人への負担を
軽減できる
・年金暮らしの方でも
利用可能
・不動産価値の
下落するリスクを
負わなくてすむ
デメリット
・借り入れ限度額が小さい
・元金は減らない
・金利上昇リスクがある
・リコース型(相続人がいる場合)
相続人の返済義務がある
・ご夫婦連帯契約のため
どちらかが一方になっても
支払い義務が発生する
こんな感じで
メリットもあれば
当然デメリットもあります
この日本の空き家問題を
考えると
一つの例ですが
とてもいいサービスだなと
思ったので
今回このような感じで
紹介させてもらいました
日本はこれから
ますます
高齢化社会となっていきます
そして
空き家も
どんどん増えてくると
予想されています
難しい問題ですが
このようなサービス
を上手く活用すれば
少しでも空き家が
減らせるのではないかな?
と言う僕の想いもあります
60歳以上の方で
新築や大規模リフォームを
お考えの方は
是非
活用されてみては?
今回も
少し難しい話になったので
昨日に引き続き
特別に
僕と湖のツーショットで
お別れです笑
それではまた明日!
☆野口工務店へのお問い合わせはコチラから