春がはじまったばかりの札幌へ出張。
新千歳空港から快速エアポートに乗車する人の服装は、スーツやジャケットの軽装。
途中駅から乗車する札幌市民の服装は、まだまだコート姿。
宿泊先は、あれこれ考えた末に、結局落ち着く先は、札幌パークホテル。
設備は決して新しく無く、使い勝手も以前のままで今一つ。
それをしても心を動かす、静寂・落ち着き・景観、そして美味しい朝食は、此処にしかありません。
部屋に入ると、広くゆとりある空間、そして窓越しに中島公園の緑が垣間見えます。
時々刻々と移り変わる、窓辺から眺める中島公園の景色。
眠気眼にぼんやりと映る夜明けの風景。
朝食は何も言いますまいが、あえて言うならば、
サラダと蒸しで提供される野菜のおいしさは、他では味わえません。
茄子のボロネーゼ、目の前で焼きあがるホタテのソテー、トマト煮、この日のスープはキノコ。
ゆったりと静かに自分のペースで食べられる朝食は何よりの贅沢です。