中山競馬場 ダートコース 1,800メートル のレコードタイムは 1分48秒5。

1983年1月6日 迎春賞 で 6歳牡馬 キヨヒダカ の走破記録。

30年以上更新されていません。

同じ 1983年1月6日 には ダートコース 2,400メートル でも ピーチシャダイが 2分28秒8 というレコードタイムを記録しています。

更に、ダートコース 1,700メートル のレコードタイムは、1976年6月27日 に エルフォルク が記録した 1分43秒1。

半世紀近く更新されていません。

長嶋さんの言葉を借りるならば 『永久に不滅です』。

 

ダートコースのレコードタイムで長く更新されなかったのは、

東京競馬場 で今はコースとして存在しなくなりましたが、1,700m を60キロを背負ったタケシバオーが記録した 1分41秒9。

 

タケシバオーは、1,200メートルのスプリンターズステークスを62キロの斤量で優勝し、

3,200メートルの天皇賞も優勝した今では考えられないオールラウンドプレーヤー。

 

16勝、2着10回、3歳時(現在の2歳時)に唯一の3着、着外無しの堅実ランナー。

 

府中も中山も今のスタンドになる前、グレード制になる前の記録が今に残ります。

『競馬は記憶のスポーツ』 、競馬にロマンを見つけたり。