NHK大河ドラマ『麒麟がくる』、いよいよクライマックス。
支えてきた上司や組織に『何か違う』と違和感を感じた時、
それは、ピッチャーが肘に違和感を感じるよりも一大事かもしれません。
目指すもの、望むところは同じ、この人を支えようとしたきた今まではいったい何だったのか、その心中は、その落胆は、察するに余りあります。
本能寺の変の要因の一つを、
リーダーの何かが違ってきたこと、リーダーが傲慢になってきたこと、
と考える時、それを現代に置き換えると、
昭和の時代、三越の取締役会で当時の岡田社長が突然解任された場面、
最近では、日産のゴーン氏解任劇などが頭をよぎります。
管理職や経営者になったら、何か違ってきた、アノ人らしくない、
それが、立場に応じたステップアップであって、人となりや生き方は何も変わらない、
のであれば理想的なのですが、なかなか世の中ままなりません。
さすがはNHK大河ドラマ、現代社会にも一石を投じています。