近づく3月、三寒四温、春の兆し。
暖かいと感じた翌朝は冷たい北風が吹く。
装いに迷い、体調に気遣い、温かいうどんにするか冷たい蕎麦にするか気持ちも揺れます。
通路脇に菜の花が咲きほこり、ほころぶ梅に、春の足音を感じる日比谷公園。


三と四からなる三寒四温から中学だか高校の授業で習った朝三暮四を思い出します。
猿にエサを朝三つ暮四つやると言うと、少ないと不満を言われたので、
朝四つ暮三つやると言うと、満足したという故事に因んで
目先を変えて同じ結果をうまくごまかすことの例えのようです。
朝と暮を入れた言葉では、朝令暮改を思い出します。
朝令暮改もやむなしの、世知辛くも忙しなさ過ぎる現代。
残業時間をはじめとする時間ばかりに目を向ける働き方改革は、朝三暮四の典型か。
三寒四温 → 朝三暮四 → 朝令暮改 となった少し暖かい日曜日の昼下がりだります。