早いもので、2018年、平成30年も大晦日

来たる年の大晦日は年号は、どんな年号になるのか。
 
平成と聞いた時は、
平成となり平静にして屁威勢よく放つ、なんてつまらないことを言ったりしましたが。
 
さて大晦日には、この落語、掛取万歳です。
大晦日の長屋に来る借金取り(掛取)を巧みに話題を転じて次々と取り立てを断念させる古典落語で、六代目三遊亭圓生が聞かせます。
 
六代目三遊亭圓生は、噺の途中でお茶を飲むことが多く、友人同士では、お茶を飲む圓生と呼んでいました。

 

 

昭和が平成になり、平成が終わり新元号になっても、笑える掛取万歳です。
 
大晦日と言えば、紅白歌合戦ですが、
何年か前にNHKで、紅白創生のドラマ『紅白が生まれた日』が放映されました。
終戦後の心落ち込む時代に、紅白歌合戦を作り出した人々の熱意、人々を明るくしたいという思いが伝わってくる名作でした。
この人たちがあっての現在をあらためて知る機会ともなりました。
天皇陛下85歳のお言葉
『我が国の戦後の平和と繁栄が,このような多くの犠牲と国民のたゆみない努力によって築かれたものであることを忘れず,戦後生まれの人々にもこのことを正しく伝えていくことが大切であると思ってきました。』
をふと思い出しました。
 
大晦日を過ぎ、新しい年となり、平成という時代が終わろうとしています。