老舗(しにせ)とは、長く継続する店舗や企業を表す言葉。

 
老は、年月を重ねて長く続くさまを表しているのか、
舗は、お店や企業を表しているのでしょうか。
 
とすると、長くサラリーマン一筋、一途に仕事を続けるサラリーマンは、
老舗になぞらえて言うならば老人??、う~ん、やっぱり老人か!!
 
とは言え、老舗のイメージは、50年とか100年の長きにわたる年月を想像します。
『長く継続する』というよりは、『永く継続する』という表現の方がふさわしいとも思います。
 
ということは、老舗ラーメンとか老舗ファッションブランドなんていうのは、そぐわない気もします。
ならば、熟年サラリーマンだって老舗だあね。
 
先日居酒屋では、そんな老舗サラリーマン諸氏がこんな議論を・・・・・
『後期高齢者ってのはさ、江戸時代の言い方にならって、大老ってのはどうだい』
『そうすると、後期高齢者の手前は、老中とか若年寄か』
『初老の紳士は、実は若年寄だったりして』
『オレもそろそろ若年寄、なんてね』
『役所で、来年になると若年寄から老中ですね、なんて言われるのかな』
『う~ん、何かヘンだよ。やっぱり後期高齢者でいいんじゃなの』
 
なんて、不毛な議論を繰り返す、不毛な老舗サラリーマン諸氏でありました。