織田信長は、人生50年、
平成となり、人生100年とも言われはじめました。
都内のローカル線とも言えそうなひなびた路線・池上線で偶然にも半世紀前に日比谷線を颯爽と走りぬけていた 東急7000系電車に再会しました。
日比谷線は、東京オリンピックが開催された1964年に全線開通し、東急東横線から乗り入れていたのが7000系。
銀ブラ、日比谷での映画鑑賞、六本木で一杯、日比谷線・7000系に乗車すること少なからず。
東銀座から銀座を経由して日比谷までが地下道でつながり、銀座線の銀座駅と丸ノ内線の西銀座駅が結ばれて銀座駅に統一されたのも、日比谷線開通の結果とか。
新車の登場や冷房が無かったことにより、いつの間にか見かけなくなった7000系。
アメリカ・バッド社との技術提携により生まれたステンレス製の車体とデザインは、どこか垢ぬけて目に映りました。
その車体を引継ぎ、駆動装置や電装を更新して、半世紀以上を経た今、池上線で元気に活躍している旧7000系電車。
第一線でバリバリと活躍していたサラリーマンが、その経験を活かし所を変えて頼りにされる。
まるで、人生100年時代のサラリーマンの生き方にも重なります。
頑丈なステンレス製の車体、古さを感じないデザインは、
健康な体、年相応にお洒落を忘れない気持ちとも相通じます。
生きがいとは、もしかすると、
金儲けや悠々自適も大事かもしれないものの、
社会に貢献し、人の役にたっていると実感することにあるのかもしれません。
働き方改革とは、決して楽に仕事をこなすことに非ず、
働く喜びを感じること、働きたいと思うことにあり。
やりたくない残業もあれば、徹夜してでも頑張りたい仕事もあります。
働く人の気持ちや心意気も忘れない働き方改革であって欲しいと思います。
