どんなに技術が進歩し、機械化・IT化・グローバル化が進んだとしても、人間の泥臭い感情、意気に感じる気持ち、義理人情は変わること無く社会の底辺を支え続けると思う、また、人間社会はそうあってほしいもの。
今日が最終回のドラマ『あすなろ三三七拍子』は、大学の応援団を舞台に、そんな人間ドラマが展開されていました。
ふとしたきっかけで、企業から大学応援団の立て直しに派遣された柳葉敏郎ふんするサラリーマン・オヤジの奮闘記。
応援団を愛する暑苦しき男たちや応援団の古い体質を、別世界と冷ややかに見ていた大学生や大学関係者が、応援団員の心意気や情熱に魅せられて、知らず知らずの内に、応援団を応援するようになって行くところが見どころの一つです。
大学がどんなにお洒落でスタイリッシュでシステマティックになって行こうとも、応援団は日本の文化の担い手として永久に不滅です。
剛力彩芽の応援団員としての凛々しい学ラン姿もなかなかでしたし、
反町隆史やほんこんが扮する応援団OBの純粋で熱い想いも見ごたえがありました。
出演者の皆様、お疲れ様でした。暑い季節に熱いドラマをありがとうございます。