限られた仕事を分かち合って雇用を維持するワークシェアリング。
みんなで協力して、収入よりも雇用を確保。
自分さえよければいいというのではなく、心ある人が考えた知恵なのかと思います。
今、日本ではコストのかかる国内生産から、少しでもコストが安い海外生産へとシフトする企業もあり、それ故、雇用の減少や産業の空洞化が問題となっており、ひいてはデフレの遠因にもなっています。
コストや価格のみが何よりも優先した判断基準になっています。
そこで、少しばかり高くても日本製を買うということを日本人一人一人が心がけては如何でしょう。プライスを少しづつ分かち合う、プライスシェアにより、日本を取り戻すことは、無理な相談でしょうか。
少し鎖国的な発想ではありますが、安いばかりが良い訳ではなく、少し高いけれどもデザインが優れているとか、使い心地が良いとか、他にない機能があるとか、何時までも使い続けることができる堅牢性があるとか、価格以外のことも選択の拠り所にしては如何でしょう。
日本人の丁寧で職人気質の魂が込もった、金を度返しして作り上げたものには、金では買えない、価格を上回る満足が得られます。
何時までも、価格ばかりにとらわれることなく、時には高嶺の花を目指して貯金をし、やっと手に入れる、あの満足感を、もう一度思い出してはどうでしょう。
それには、少し我慢するとか、耐えるということが必要になってきますが。
そんな訳で、私は絶対にユニクロには手を出しません。ちょっと意固地過ぎますが・・・・・。
と、つまらないことをツラツラと書いてしまった12月初めの夜なのでした。