買ってみて、手にとって、いざ使ってみようとした、その瞬間、何じゃコレ !!
そんな経験ありませんか ??
例えば、コンビニ弁当や駅弁のふたをあけて、さあ食べようとした、まさにその時、
気が付くんですセロテープでしっかりとめてあることに。
このセロテープってやつが、これまた剥がすのが大変なんです。
セロテープとの悪戦苦闘の末に、やっとこさ食べることができる弁当。
おいおい、弁当屋さんは、売れ行きの良い美味しい弁当を作ることには熱心でも、たったの一度も、その弁当を買って食べてみたことはないのでしょうか。一度でも買ってみればわかるはず、このセロテープという面倒なものを。作り手から見れば、手軽に止められて、ふたが開いてしまう危険を防止できるセロテープ止めは何とも手軽で便利なのでしょうが、これが、使う側にしてみれば、厄介者以外の何ものでもありません。下手をすれば、弁当の中身をこぼしてしまうこともあり、困ったものです。
責任者出てこ~い。
この手のことは、こんな場面にも有りがちです。
納豆のたれ、切り取り線に従ってあけると必ず液漏れして手についてしまうばかりでなく、シャツやズボンまでもを汚してしまうことも。
納豆だけに納得できん。
飲み終わったペットボトルを捨てるとき、ペットボトルを包んでいるラベルは切り離してプラゴミとして分別しなければなりませんが、このラベルをどうにもこうにも剥がし難いペットボトルがあるんです。ラベルではなく爪を剥がしそうになることも。
全く、ラベルの低い話です。
こういうことは、作り手・売り手が、その商品を実際に使う側・買い手になって試してみたことが無いことの証です。
作り手・売り手の理論が先行して、商いの原点を忘れてはいないでしょうか。
こんなちょっとしたことにも日本人のきめ細かいサービス精神を忘れてはなりません。
経営者はじめトップに立つ人々よ原点に立ち返り給え、
って弁当のふた、納豆のたれ、ペットボトルのゴミ分別から、随分と大袈裟な話になってしまいました。これも猛暑のなせる業でしょうか。
写真は訪問先の会議室にあった扇風機です。節電対策でしょうが、この扇風機、なかなかの優れものでして、風量自動切替機能があり、時としてそよ風が、また次には強めの風が吹いてきます。
なかなか良くできています。さすが、Made in Japan !!