倉敷では、倉敷国際ホテルが定宿になりそうです。

 

今回で2回目の宿泊となりましたが、建物そのものは年数を経ているものの、地元老舗ホテルならではの安心感、積み重ねた年輪の重さ、そして何より従業員の方々のこのホテルへの愛着や想いを感じます。

 

部屋には、高速LANケーブル、電源の増設、ワイド画面の液晶テレビ、などなど設備は常に更新されており、設計当事のままの広々とした部屋が、今となり却ってゆとりの空間に感じます。効率重視で凝縮された昨今のビジネスホテルの部屋の2倍はあろうかと思うほどで、バスタブでは足を伸ばしてうたた寝できます。

 

タオルやベッドも部屋の広さに応じた大きさで、おおらかな気持ちになります。

 

そして、今回は7月に入っての宿泊ということか、スリッパが岡山名産の井草のスリッパに置き換わり、足の裏に感じるヒンヤリ感がたまりません。

 

更におすすめするのは朝食です。
豊富且つ地元料理にこだわったメニューに加えて、どれを食べてもはずれの無い味。
ついつい時間が過ぎるのを忘れ食べ過ぎてしまいます。

 

決して若くはないし、肌艶はかすみ、頭髪も寂しくなってきたけれど、味のある大人に例えられるかもしれません。倉敷国際ホテルさん、とんでもない例えで、申し訳ございません。

 

ピカピカの新築ではないけれど、プラス1000円を払っても、ゆっくりと安心の宿に宿泊したい方にはオススメのホテルです。