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東日本大震災から早や1ヶ月が過ぎましたが、まだまだ余震がおさまりません。

 

天災は忘れた頃にやってくる。
物理学者・寺田寅彦の言葉が、

 

天災は忘れたくてもやってくる。
と感じてしまう昨今であります。

 

喉元すぎれば熱さを忘れる。
とも言いますが、

 

喉元すぎずに熱さ忘れ得ず。
とも言えそうです。

 

人間は万能であるとの思い過ごしを自然に正され、
人間は自然のてのひらの上にあることを思い知らされたのかもしれません。

 

不安な毎日、自信を失いがちな日々ですが、
こんな時こそ、やせ我慢。ない人間力をあるがごとく毅然と立ち向かいたいものです。
土壇場で発揮されるのは、どれだけ我慢できるのか、どこまで平気な顔をしてやせ我慢でいられるかということかもしれません。

 

平凡でも平穏な毎日の有り難味をあらためて感じます。

 

今週は名古屋・四日市・飛騨古川へと出張してまいりました。

 

震災の直接の影響は無かった中部地方ですが、祭りの自粛など、各地で被災地を想う日本人の心を感じました。

 

しかしながら、経済活動を盛り上げて間接的ではあっても被災地に還元することも大切なことかもしれません。
祭りを自粛し人影もまばらとなり静寂に包まれた飛騨古川の情緒ある街並みの中で考えさせられました。