当たり前ですが、2月は28日しかありません。普段の月よりほんの2日や3日短いだけですが、どうもそれ以上にあっと言う間と感じてしまいます。ついこの間、年が変わったばかりだと言うのに !!
光陰矢のごとし、催促も矢のごとし、要望は頭ごなし、とかく会社は住み難い。
夏目漱石の名文を思い出します。
智に働けば角が立つ、情に掉させば流される、意地を通せば窮屈だ、兎角ひとの世は住み難い。
智に働けば角が立つ、情に掉させば流される、意地を通せば窮屈だ、兎角ひとの世は住み難い。
2月18日の読売新聞で森永卓郎さんが書いていました。
他人の痛みが感じられず、自分さえ良ければいいという点は戦争と共通している。
戦争と格差の対極にある平和と平等。
1億総中流はそんなに悪くなかった。
コツコツ真面目に働けば家が買え、結婚して子供が育てられる、多くの人がそんな生活ができる平和と平等社会を実現したい。
他人の痛みが感じられず、自分さえ良ければいいという点は戦争と共通している。
戦争と格差の対極にある平和と平等。
1億総中流はそんなに悪くなかった。
コツコツ真面目に働けば家が買え、結婚して子供が育てられる、多くの人がそんな生活ができる平和と平等社会を実現したい。
何となく共感を覚えます、おそらく森永卓郎さんはそこまでは考えていないでしょうが、高齢化社会には、実はもともと日本にあった終身雇用・年功序列・緩やかな実力主義が合っていたのでは。
そんなに給料は増えずとも、落ち着いて地道に長く働ける環境があり、ひたむきに働き続ければいずれは収入も増えて行く。
騒がしく落ち着かず変化が激しい環境は、どう見ても高齢化社会に向いていません。
騒がしく落ち着かず変化が激しい環境は、どう見ても高齢化社会に向いていません。
もう一つ、この本を思い出しました。
マニュアル化された表面的なものではない、人間だからこそ生み出される感動からこそ、真のサービスや商品が確立される。また、
お客様と対峙する時に、
戦略、戦術、戦闘力、攻略といった戦いを意識した用語が語られることへの違和感を引き合いに、
戦略はシナリオ、
戦術は演出、
戦闘力は表現力、
攻略は共演、
囲い込みはファンを創るといった
考え方に変えてみてはどうかと書かれています。
お客様と対峙する時に、
戦略、戦術、戦闘力、攻略といった戦いを意識した用語が語られることへの違和感を引き合いに、
戦略はシナリオ、
戦術は演出、
戦闘力は表現力、
攻略は共演、
囲い込みはファンを創るといった
考え方に変えてみてはどうかと書かれています。
戦争が世を近代化して行くとも言われていますが、戦争用語が会社の会議室でまことしやかに語られていることに違和感を覚えないこと自体が、そもそも問題なのかもしれません。