時移れど変わらぬことの大切さ

時代の変化に対応すること、変わることの必要性が強調される昨今ではりますが、
時として事と次第によっては、変わらぬことこそ大切であることもあります。

余りに変化することが声高に言われ過ぎているのではとも思います。

先週は、群馬県から名古屋そして大阪へと出張してまいりましたが、変わらぬことの大切さを感じ、ちょっと懐かしい気持ちになった出張でありました。

群馬県への出張では、高崎駅で久しぶりに 115系電車と再開。それもデビュー当初の蜜柑色と緑のツートンカラー・湘南色です、流石に車内は改装されていましたが、力感のあるモーター音は健在です。幹線である高崎線の主力を退いた後も上越線や吾妻線でまだまだ活躍している姿に、思わずサラリーマン人生をだぶらせてしまうのは考え過ぎでしょうか。
東海道線や横須賀線から主力であった113系が退き今では活躍の場も限られている中で、同じ世代の115系の健在ぶりは山間地向け仕様が施されているという特技あってのことかもしれません。サラリーマンも長く生き残るのは技の存在、それもマネージメントなどといった曖昧なものではなく、具体的な特技あってのことかもしれません。

名古屋出張では、数年ぶりに東京第一ホテル錦に宿泊。この時期の平日ということもあってかサラリーマンでも宿泊可能な料金設定に躊躇せずの投宿です。
設備は古くなってきたのは否めませんが維持管理への配慮がうかがえます。
朝食は一流ホテルのそれを感じる内容でしたが、特に野菜・それもトマトの美味しさが特筆に価します。テーブルにさりげなく置かれた朝食の効能書もわかりやすく参考になりました。

最後は大阪出張、ここでも久しぶりにホテルコムズ大阪（旧三井アーバンホテル）に宿泊いたしました。ここも設備は古いものの維持されています。部屋に青竹踏みの竹があるのはもう何十年も変わっていません。
ここでも定評ある朝食が以前と変わらず健在です。とにかく40種をこえるほどに種類が豊富・味も良い・そしてコーヒーが部屋に持ち帰りできるなど細かな配慮がなされているといったことがあげられます。
ベーコン・ハム・卵料理・サラダ・豆類・焼き魚・煮物・奈良漬まである漬物・オクラや納豆をはじめとするネバネバ系・大阪名物のタコ焼き・朝にふさわしいフルーツ・パンは焼きたて・おかゆまで用意されたご飯類・飲み物も種類豊富で中にはアントシアニンなどの顔ぶれも・・・・・
変わらぬ朝のおもてなしが充実した朝のスタートを演出します。

変わらないものに感動!! の1週間なのでありました。