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丸の内の紳士・淑女が憩う無料の休憩スポット・丸の内カフェ

 

ゆったりとした椅子やソファーが配され、2階に上がると机や電源まであり、一休みによし、メールのチェックなどのちょっとした仕事にもよし、サラリーマンにとって大変重宝いたします。

 

特筆すべきは、さすが丸の内と言うべきか、さりげなく常識・良識の中で静かで心地良い空間となっていることです。

 

丸の内に根付いて10年をこえる歴史。これからも大切にしたい知る人ぞ知る場所なのであります。

 

書棚にはホッとする本が並べられ、日常を忘れるひと時を演出してくれます。
何と小学生時代に何度も読み返したエーリッヒ・ケストナーの著書・動物会議があるではないですか。懐かしさと共に1962年初版の本が想い出の世界にいざないます。

 

ケストナーの素晴らしさは、人間本来の優しさとユーモアにあふれた作品は勿論のこと、
ナチスの迫害を受けながら逃げ出すことなくドイツに留まり第二次世界大戦の前後をしっかりと見つめて生き抜いたことではないかと今にして思います。その作品に思いもよらず巡り合うとは。

 

丸の内にあるオアシス、人に教えたくもあり、教えたくもなしであります。