昨日に続き、出張移動中に読んだ新聞から意気投合した記事を紹介します。
まずは、4月24日・産経新聞・曽野綾子さんの小さな親切大きなお世話から。
皇后陛下が記者会見の短い時間の中で、正確かつ手短に天皇陛下の魅力を表現して、
『誠実・謙虚・寛容』と表現なさっている。その表現力は卓越している。
実は、この3っつは人に幸福をもたらす究極の徳である。さりげなく3っつを兼ね備えている人は極めて少ない。
誰が何をしようが人の権利だと言う放任の時代にあって、重く日本人が受け止めるべき言葉である。
皇后陛下が記者会見の短い時間の中で、正確かつ手短に天皇陛下の魅力を表現して、
『誠実・謙虚・寛容』と表現なさっている。その表現力は卓越している。
実は、この3っつは人に幸福をもたらす究極の徳である。さりげなく3っつを兼ね備えている人は極めて少ない。
誰が何をしようが人の権利だと言う放任の時代にあって、重く日本人が受け止めるべき言葉である。
正にその通りであると思います。誠実・謙虚・寛容こそは日本人の良さそのものです。近頃は、この3っつが忘れ去られつつある様に思えてなりません。
人に対して正面から向き合い正直に心を込めて接する姿勢、謙譲の美徳・一歩引いて人を讃え人に譲る目立たずとも調和を重んずる心構え、人を責めず・人に転化せず・人を暖かく見守る・ゆったりとした所作、利益重視・成果主義に席捲されつつある昨今、今一度見つめなおしたい日本人の心の風景であります。
人に対して正面から向き合い正直に心を込めて接する姿勢、謙譲の美徳・一歩引いて人を讃え人に譲る目立たずとも調和を重んずる心構え、人を責めず・人に転化せず・人を暖かく見守る・ゆったりとした所作、利益重視・成果主義に席捲されつつある昨今、今一度見つめなおしたい日本人の心の風景であります。
次に紹介するのは同じ産経新聞から社会学者・加藤秀俊さんの『後期高齢者でもけっこうだ』です。
何かと言うと差別だ格差だと騒ぎがちであるが果たしてそうだろうか。
差別や格差ではなく、単に至極当たり前の違いであったり必要な識別であり、何も過剰反応するものでもない。差別だと怒っている人は余程ひねくれたバカ者なのかもしれない。
何かと言うと差別だ格差だと騒ぎがちであるが果たしてそうだろうか。
差別や格差ではなく、単に至極当たり前の違いであったり必要な識別であり、何も過剰反応するものでもない。差別だと怒っている人は余程ひねくれたバカ者なのかもしれない。
いや~これも正に同感です。老いては子に従え、後期高齢者という言葉じりだけを捉えるのではなく、経験豊かな酸いも甘いも噛み分けた経験者なればこそ前出の寛容の心を持って、年金の原資をその働きによって捻出してくれている現役世代の邪魔にならない様に謙虚な心を持って物事を見て欲しいもの。
近頃は、モンスター老人なる人達が出現しだしたとかしないとか。
高齢者に片足をつっこみつつある我が身にとっても反省材料となる記事でありました。
高齢者に片足をつっこみつつある我が身にとっても反省材料となる記事でありました。
そんな記事を近未来鉄道のごとく高速で疾走する、つくばエクスプレスの車中で読んだのであります。
秋葉原から1時間以内の駅周辺には、まだまだ空地も多く、これからの新興住宅地・新興都市の様相を呈していました。
そんな駅前の24時間営業の駐車場の看板には『1時間100円、当日最大300円』と書かれています。1日停めても300円ですぞ。おや、その隣には1ヶ月5000円の看板が!!
抜ける様な関東平野の青空の下、日本はまだまだ発展中であるのかと思った次第であります。
秋葉原から1時間以内の駅周辺には、まだまだ空地も多く、これからの新興住宅地・新興都市の様相を呈していました。
そんな駅前の24時間営業の駐車場の看板には『1時間100円、当日最大300円』と書かれています。1日停めても300円ですぞ。おや、その隣には1ヶ月5000円の看板が!!
抜ける様な関東平野の青空の下、日本はまだまだ発展中であるのかと思った次第であります。